2014
12.16
避けたい集団感染 衛生管理の徹底を
犬では 破傷風、パルボウィルス感染症や ジステンパー、
レプトスピラ症、ブルセラ症。
猫では、パルボウイルス感染症や伝染性腹膜炎、
猫白血病ウイルス感染症、猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)。
これらが よく知られ発症例が多いものの代表例です。
これらの中で、パルボウイルスは、集団感染してしまう例が多い感染症。
ただし、衛生管理が進歩してきた現在は、感染するケースも減ってきています。
ブルセラ症を引き起こす ブルセラ菌(グラム陰性球桿菌の一種)は、
人間にも感染します。
レプトスピラ症の病原体である、
レプトスピラ菌も、動物から人間に感染します。(人間から人間には感染しない)
猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)は、傷口からの血液や、かみ合った時の唾液などが、
感染の主要ルートと考えられます。
猫の伝染性腹膜炎は、多頭飼いをしている場合、感染してしまうリスクが高まります。
犬や猫は なんでも舐めてしまうので、細菌や ウイルスが 口から侵入しやすい(経口感染)
のですが、主な感染症の中には 飛沫感染や 空気感染するものもあります。
病気の知識を学んで 賢い飼い主さんになりましょう。
強力なパルボ菌には、ワクチンで対抗
パルボウイルス感染症は、犬にも猫にもある病気ですが、病原体であるウイルスは、
犬と猫で 別の種類の物です。
このウイルスは 毒性が強く、免疫力がない上に
ワクチン接種を受ける前の子犬が感染すると
死に直結する怖い病気です。
主な症状は、嘔吐や 血便で、元気がなくなり、食欲も低下します。
また、吐しゃ物や便と一緒に排せつされて 感染源となるため、
他頭飼いしている場合には、集団感染にも気を配る必要があります。
ワクチンによって ウイルスの免疫を作れば、予防はほぼ可能なので、適切な時期に
摂取することが不可欠な病気のひとつです。
同時に ジステンパーウイルスも、ワクチンで予防できる病気です。
子犬のうちは死亡率が高いのもパルボウイルスと同じで、
寒くて乾燥している冬に伝染力を強める傾向があります。
発症すると、 発熱や くしゃみ、
眼ヤニや 鼻水が出る、嘔吐や下痢
神経症状などといった症状を見せます。
食欲がないな そう感じたら病院へ
猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)の主な症状は、下痢が続く、体重が減少、
口内炎や鼻炎を発症するなどです。
ただし、ほとんど無症状で病気が進行するケースもあります。
猫白血病ウイルス感染症にかかると、リンパ腫などのガンを引き起こす可能性があります。
コロナウイルスの一種が引き起こす伝染性腹膜炎にかかると、
食欲や元気がなくなり、お腹に水がたまったりすることがあります。
場合によっては、呼吸困難も引き起こし、重篤な症状が続くと死にいたる病気です。
ほとんどの感染症に 共通なのが、
食欲や 元気がなくなるなどの症状でこれらを感じたらすぐに病院に連れて行きましょう。
病気の知識を学んで 賢い 飼い主さんになりましょう。
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