2014
12.27
ペットの犬や猫のガン
どの場所にも発生 高齢ほど高リスク
ペットの犬や猫にもガンはあります。
高齢になるほど 発症リスクが高まる点は、人間と同じです。
ガンの原因は、これも人間と同じくさまざまで一概には言えませんが、
どんな場所にでも発症する可能性があり、
末期になると強烈な痛みを生じる場合もあります。
なかでもよくみられるのは、リンパ腫や、メスの乳がんなどです。
良性と悪性がある口の中や皮膚にできるいぼも、ガンの仲間です。
ガンになると、ガン細胞がつぎつぎと増殖して体中を蝕んでいくだけでなく、
ガン細胞そのものが摂取した栄養素を横取りして 増殖していきます。
そのため、栄養が充分にいき届かなくなり、どんどん衰弱していくというわけです。
ただし ガン細胞には、エネルギー源として炭水化物を利用し、
脂肪にはあまり手を出さない性質があるともいわれているので、
脂肪分を多く含む食事に変えてあげることで、
体に必要なエネルギー源を供給でき、
同時にガンの増殖速度を緩めることが可能といえますが、
まだまだ証明に充分なデータは ありません。
ガンは ペットの死因で 米国では 一位 早期発見で先手を
ガンは、アメリカの研究によると
ペットの犬や猫の 死因のトップです。
犬は 2頭に 1頭。 猫は、約3頭に1頭は、死因がガンという報告もあります。
死と イメージが結びつきやすいガンですが、
早期発見をすることによって、完治できる可能性が高まるのは 人間と同じです。
早期発見のサインを知っておけば、より早期発見をしやすくなるでしょう。
まずは 犬のサイン。
わかりやすいものは 「できもの」 です。
体表にイボができていれば、それは 皮膚がんかもしれません。
体表だけでなく、歯肉や 肛門の周辺、耳の中に イボのようなものを発見したらガンを疑いましょう。
これらは、日ごろからスキンシップをしていれば、気づくことが 可能です。
ほかにも、膀胱炎を繰り返す、精巣の大きさが左右で異なる(未去勢のオス)なども、
ガンが示す兆候です。
また、他の病気の症状に見えるためガンの疑いを持つケースが少ない症状として、
血便、大量に水を飲む、片足を引きずって歩く、鼻血が出るなどのサインが あります。
次に猫のサイン。
これは、体重の減少という パターン が多いようです。
食事の量を減らしていないのに、1割近く減っていたら、ガンかもしれません。
2割近くも減少してしまうと、自力での回復が困難なほどの重症といえます。
これらの症状が見られたら、すぐにでも動物病院に連れて行き
精密検査を受けるべきです。
悪性のガン細胞は、増殖を続けて 転移までするのが特徴です。
おかしいとは思うけど そのうち。と思っていたら
病状が進行してしまい、転移でもしたら
ますます 治療が難しくなり 死を招くことになるからです。
こんな症状があったら ペットが ガンかも。
● 皮膚にしこりや硬い部分ができて、時間とともに大きくなっていく。
●体重が減っている
●食欲が 異常な増減をする。
●口、耳、肛門などから膿が出たり出血があったりする。
●からだから いやなにおいを 発している。
●食事や 呼吸が つらそう
●元気や 体力がなくなった。
●発情が 長期間続く。
●排せつが 不便そう。
以上のような症状に気付いたら はやめに 動物病院へ。
早期発見 早期治療がガンには 大切です。
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