2015
10.08
犬は 近視をメガネなしでカバーできる目の構造を持つ。
トリマーshin
犬の視力は、あまり優れていないと よく言われます。
老犬の場合は 仕方ないにしても、
若い犬でも よく壁や 電柱に
ぶつかったりということがあるようですね。
その代わりといっては何ですが、
犬には それをカバーできる 優れた 嗅覚、鋭い聴覚を 持っていますよね。
人間でも 近視の人は メガネをかけないと 裸眼では ぼやけてものが見えたり
文字が読めなかったり 運転できなかったり、顔が確認できなかったり
遠くの景色が見えないってことが とても不便だったりしますよね。
「犬も歩けば棒に当たる」ではないんですが
そんな冗談のようなことが 実際起こります。
ある奥さんが 犬を散歩させていて よそ見をしていたら
犬が 電信柱に ぶつかったんですよ と言っていました。
また他の家のワンちゃんは 慌てると 少し離れた場所にある おやつの残りを
なかなか 探し出せず あたり一面 全然見当違いの場所を
クンクン嗅ぎまわるといったくせ?があるようです。
そうなんですよね。もうおわかりですよね?
犬の視力は 人間でいうところの 近視なのだそうです。
ところが、犬の種類の中には 特別に 「サイトハウンド」
(サイトは 視野・ ハウンドは 猟犬を さします)
と言われる 種類の犬たちが 存在します。
この種類の犬たちは 広大な 野原や 砂漠など
見通しの良いところで 遠くの先の獲物を 見つけて狩りをします。
ふとおもいませんか? さっき 犬は 近視だって 言ったよね?って。
サイトハウンドだけが 特別なのでしょうか?
人間の近視と 犬の視力をまったく一緒に考えるということが そもそも
間違いみたいですね。
別の種類の生き物だということを まず 念頭に置いとかないといけないみたいです。
近視であるということは、あくまで 「説明するためのたとえ」である といえますね。
実は、犬は 動くものを見る 動体視力が 優れています。
動きのあるものは その目で 素早くとらえられます。
特に サイトハウンドは その能力が高く
かなり遠方の獲物へと ましっしぐらに 向かうことができるのです。
人間で言う近視は、 暗がりでは さらに 視界が悪くなり 近視の人の動きは鈍りますが、
犬たちは 暗がりでは いつもと変わらずに 動けますし
ものにぶつかる様子は 見られません。
人間の近視とは 似て異なるもののようです。
それは 犬は 薄明薄暮性(うす明るい うす暗い時間帯に 活発になる)種類の動物なので
これは、先祖である オオカミのDNAを受け継いでいるもので
夕暮れ時や 夜明けに 少しの時間 獲物となる動物が、 活発になる時間帯になるので
オオカミには それらの獲物を 捕獲しやすいような 能力の 視力が 備わっているためだそうです。
目の 光への感受性が 人間の数倍もよく
わずかな光でも しっかりと ものを見ることができるからです。
一瞬 「あー 犬も 私と一緒の近視なのね!」と 親近感わくわ~って
犬のことを思っていたあなたは
ちょっと がっくり。。 したかもしれませんが
種別の違う 動物なので そのあたりは くれぐれもご理解くださいね。
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