2015
06.02
犬が寝床を整えるのはオオカミ時代の名残りなんですって
愛犬の寝床に毛布を敷いてあげているのに、
寝る前にまるで穴掘りでもするかのように
毛布をぐちゃぐちゃにしている姿を目にすることはありませんか?
「せっかく毛布を整えてあげたのに」
とがっかりする飼い主さんもいるかもしれませんね。
このいたずらでもしているかのような行動は
野生時代から受け継いだものだと言われます。
オオカミは、外敵に居場所をしられておそわれたりしないように、
頻繁に巣の場所を変える必要がありました。
そこで、寝る前に穴を掘り、自分で寝床を整えて
ぐるぐるまわり
安全を確認していたのです。
また、人間同様に 毛布を(ひっかいたりして)自分なりの寝やすい
形や状況を つくっているかもしれません。
(枕の形をととのえるみたいに)
毛布を 丸型にするとお腹にフィットするとか、
くしゃくしゃになっている方が 安心するといった好みのようなものであり
寝る前の儀式になっているのかもしれません。
また 汚れた毛布を 洗いたての毛布に替えてあげると、
一生懸命自分のからだをこすりつけます。
「せっかく洗ってあげたのに すぐに匂いがついてしまう」
と飼い主さんは 思うかもしれませんが
これは 本能的に
自分の匂いをつけているのです。
「これ ボクの毛布!」と印をつけているのです。
どちらにしても
犬も ふかふかの毛布の上で眠るのは
大好きなので
くしゃくしゃにすることは 大目に見て
用意してあげると 喜びます。
「ここほれわんわん」
とばかりに
真剣に穴を掘る犬
犬にとって
穴は心休まる場所
同様に 毛布で心地よい空間をつくっています。
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