2014
12.22
お腹を気にして 尿はちょろちょろ
結石ができると、なんとなくお腹を気にするしぐさを見せたり、
尿のでかたが チョロチョロと 細くなったりします。
結石が 大きく成長しすぎたり、大きさにかかわらず数多くできたりすると、
尿道や尿官をふさいでしまい、尿路閉塞に進行します。
こうなると排出自体困難になります。
なかでも ストルバイト尿石という種類の結石が原因で起きる 尿路閉塞は、
尿道が メスよりも狭い オスで発生しやすい病気です。
猫の場合は、犬以上に泌尿器系への注意が必要です。
というのも、猫に特有の疾患に猫下部尿路疾患(FLUTD)があるからです。
これは、「下部尿路」(膀胱から尿道のこと)に起きる尿結石や
原因不明の膀胱炎などの少々ですが、これが 猫の体に特化して おきやすいのです。
この疾患は、慢性的な運動不足や、水分摂取量の不足といった生活を長く続けていると
リスクが高まります。
結石ができると、開腹手術が必要になるときもあります。
こうなると ペット自身の心身ともに負担が大きいものです。
生活環境を整えて可能な限りリスクを回避したい病気といえるでしょう。