2014
12.26
フィラリアは もう過去の存在?
病気をもたらす 寄生生物には さまざまな種類があります。
広く知られているのは犬のフィラリアだと思いますが、
予防薬が普及した現在、
しっかりと予防していれば、発症する確率は ほぼ皆無に等しいといってもいい状態にあります。
この生物は、蚊を媒体にして 体内に侵入、
心臓の右心室や肺静脈に寄生して活動を開始します。
フィラリアは 猫にも寄生しますが、投薬をしっかりしていれば
犬と同様に体内で増殖してしまう危険はなくなります。
疥癬は、皮膚の角質部分にトンネルを掘って住んでいるダニの一種が
引き起こす病気です。
検査しても検知しづらいのが特徴です。
ダニといえば、毛包虫症を引き起こすニキビダニがあり、
毛根を包む毛包に住み着き
免疫力が低下したりすると活動を活発にします。
ほかにも、発症するとウンチと一緒に排出されてくるサナダムシや、
土があればどこにでも潜んでいる可能性があり、
寄生すると 血を吸うマダニや、ノミなどが、
代表的でなじみが深い寄生虫といえます。
知識をもって
賢い飼い主さんになりましょう。