2014
12.06
あなたのペットの犬や猫は、自分の欲求をストレートに表現してきませんか?
もしそうだとしたら、それは「社会化期」が終わるまでに、
「ねだれば 満たされる」と勘違いするような生活をおくっていたからといってほぼ
間違いはありません。
例えば、いつもおやつをねだってくるなら、
「おねだりすれば もらえる!」と思わせるような行動を、
あなた自身がとっていたことになります。
仮にその時、不必要なタイミングでおやつを与えていなければ、
彼らは「ねだっても無駄」ということを学習し、おねだりする性格には育たなかったでしょう。
食の好き嫌いも「社会化期」で決まる。
食の好き嫌いが激しいというのも、「社会化期」の食生活が原因となっている場合もあります。
人間でも、幼少期に好きなものだけ食べて育つと偏食【食わず嫌い】が強まる傾向
がありますが、ペットの犬や猫も同じです。
出されたメニューを何でも喜んで食べる性格でないと、
ライフステージによって切り替わる食事のときに、スムーズに
いかない可能性が生まれ、病気などで 療養食が必要になった時に、
「食べたことないから いやだよ」と
そっぽを向いてしまう可能性があります。
ほかにも、人間と接する機会が不足していると 人間を怖がるようになったり
スキンシップが不足していると触られるのを嫌がるようになったりもすることがあります。
触られるのを嫌がると 獣医さんに病気を診てもらうとき、獣医さんが
困ってしまうケースもあります。
ペット同士(子犬の時)兄弟犬や兄弟猫と触れ合う機会が少ないと仲間の中に入れたときに
どうやって遊んでいいかわからなくなってしまうケースもあります。
徐々にならしていくことで カバーできることもあります。
性質を 見極めて徐々に 付き合っていくこともいいでしょう。