2014
12.06
ペットの「社会化期」は思春期や青年時代
人間の人生には、思春期や青春時代といった、大人になるための過渡期があります。
この時期を経て、社会人としてデビューするわけです。
ペットの犬や猫にも、同じような時期があります。
それが「社会化期」と呼ばれるもので、
犬は生後三週間~五週間ほど、
猫は生後二週間~五週間くらいです。
「社会化期」を経て、ペットの犬や猫は大人になります。
そして重要なのは、この時期までに覚えた習慣などは、
あとあとその行動に大きな影響を及ぼすということです。
幼少期に覚えた習慣やくせがなかなか抜けないことを表した「三つ子の魂百まで」
ということわざがありますが、
ペットの犬や猫の「社会化期」にこそ、まさに当てはまります。
例えば、いくら呼んでも振り返らない、
散歩は 自分勝手に動き回るなどの、「問題行動」は、
ほとんどが、「社会化期」にしつけを間違えたことに原因があるといってもいいくらいです。
「問題行動」は、大人になった後に修正しようとしても、素人の手には
余りある作業です。
だったらしつけは 最初からしっかりとしておくほうが得策ですね。