2014
12.09
ペットの個性を把握して「良い子」に育てるために
ペットのしつけは、訓練とは違う「適切に」が大切。
ペットのしつけは、盲導犬や 警察犬などの「訓練」とは違います。
ペットの犬の場合、しつけとして叱るタイミングは、叱られることをしてから長くて4秒後まで
と 言われています。
その間に叱らないと、「良くないことをした」という学習ができないのです。
良いことをすれば、それも同じようにすぐ褒める。
そうすると「こうすれば喜んでくれる」という学習をします。
ペットの猫の場合、叱られていると「嫌われているんだな」と 疎外感を感じるといわれています。
良くないことをしたからではなく、嫌いだから怒っているんだ。と解釈をするわけです。
また、集団で生活する犬と違い、爪とぎなどの 本能的な行動も良く理解して、
生活空間を快適にするという意味で、猫には 「命令」的なしつけよりも、
お互いのテリトリーを守って快適に暮らす工夫が必要です。
人間も、失敗した時の記憶は 強く残るものです。
犬や猫も、しかられてばかりいると、苦い記憶だけを蓄積してしまいます。
ですから、ペットを 必要以上にしかり飛ばすことや、
命令ばかりという生活も、ストレスになるだけでしょう。
うまく、適切に しつけをしたいものですね。