2014
12.14
ペットの犬や猫には、年齢に応じて かかりやすい病気の傾向というものがあります。
生後間もない時から、幼少期は、先天性でなければ、
まだ免疫力が充分でないために引き起こされる病気がほとんどです。
また、栄養の不足から免疫力が低下する場合もあります。
この時期に多いのは、下痢や 嘔吐などを引き起こす胃腸炎です。
感染症のリスクも高く、外出などにも注意が必要な時期です。
1歳を過ぎて大人になると、尿結石などのリスクが次第に高まります。
2歳になったころから歯周病のリスクが顔を出します。
あるデータでは、2歳以上の犬や猫の9割に歯周炎が起きていると出ています。
その後は、年齢とともに 肥満の可能性も出てきて、「生活習慣病」の影が近づいてきます。
7~8歳を超えたあたりで、今度は老化現象と、それに伴う様々な病気が待ち構えています。
高齢期になると、犬は心臓病。関節疾患に ガン。
猫は、糖尿病や 腎不全、肝リピドーシズ、ガンなどが目立つようになってきます。