2014
12.23
ペットが認知症かもと思われるサイン
DISHを知って認知症に備えよう。
老化現象の中でも、脳の加齢による変化は、特に重要です。
当然のことですが、脳からの指令によって体は動くからです。
脳が年齢によって弱ってくると、若いころには当たり前にできた行動ができなくなったり、
今までになかった行動(異常行動)を見せたりするようになります。
下に紹介するのは 4分類された徴候の頭文字をとって
「DISH」
と呼ばれるものです。チェックリストとしても使えるので参考にしてください。
脳が弱るとこんな行動の変化が!
見当識障害(Disorientation)
●家の近所で迷う
●よく知っている場所で迷う
●親しい人を判別できなくなり、日常のリズムも分からなくなる
●機敏さや警戒心が低下し、意味のない行動をする
●壁や宙をじっと見続けることがある
相互反応の変化(Interaction Changes)
●家族を喜んで出迎えなくなる
●撫でたり 抱き上げたりしても喜ばない
●飼い主の関心をひこうとしない
●家族や 他の犬・猫と遊ぶ時間が減る
●言葉で合図しても反応しない
睡眠&行動の変化(Sleep or Activity Changes)
●日中の睡眠時間が増加したり、夜間の睡眠時間が減少したりする
●夜中に 家の中を徘徊する
●無意味な夜鳴きが 増える
しつけを忘れる(Housetraining is Forgotten)
●散歩をせがまれなくなる
● 室内での「粗相」の頻度が上昇
● 排せつのコントロールができなくなる
いつから はじまったか、等を特定するのは困難ですが、
日ごろから健康や行動を見守っていれば早期発見は簡単でしょう。
当てはまるものがひとつでもあれば脳の変化を疑えます。
その場合は 食事内容を変えたりする場合もあります。
初期段階で発見することができたなら、異常行動をある程度抑えることが可能になり、
老化の進行を 遅らせることができる可能性があります。
しかし、徴候が見えているのに、
獣医師さんに相談する人の割合は1割強です。
3種類の兆候が見られても 3割程度しか相談していないのが現状です。
早期発見は 人間も ペットも同じなんですね。
病気の知識を知って
賢い飼い主さんになりましょう。
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