2015
01.29
ペットの食事中に近づくと「ガウー!!」がストップする方法
食器のなかに入れられたエサを「カリカリ」。
その音を聞きながら、「今日もしっかり食べているわ、いい子ねー。」と目を細めていたら、
いつの間にか、食器に近づいただけで 「ウー」。
日に日にその唸りが大きくなるようなら、これは危険サインです。
犬には そもそも、自分のものをまもり、獲られまいとする監守本能がそなわっています。
犬の祖先であるおおかみのDNA は、「今度 いつ獲物にありつけるかわからない」ことを伝え、
犬は それを必死で守ろうとしているのです。
「食事しているんだから、あっちへ行っててよ。これ ぼくの!だからね!」
この状況の「主」は?「従」は?
そうです。あきらかに主従関係が 逆転している状況だと考えてください。
「主」は もちろん ペットの犬です。
リーダーの座を 取り戻しましょう。
三代しつけ法と呼んでいる
「ホールドスティル&マズルコントロール」(前のコラム)
「タッチング」(前のコラム)
「リーダーウォーク」が おすすめです。
もっと 早くなんとかしたいなら、対処法として「一口給餌法」(前のコラム)が
有効です。
エサ(ドッグフード)は 人からもらうもの。
これを きっちり学習してもらいます。
食器のなかに一口づつえさを入れる。
手のひらにのせて それを食べさせる。・・・・
ここは、犬の「ボス化」に応じて、あの手この手です。
食事の前に 「背線マッサージ」をおこなうというのも、あの手この手になります。
ボス化した犬は絶えず緊張を強いられていますから、
この方法で緊張を和らげる。
その後に 食事タイムという方法もあります。
成犬になっていると、「ウー」のストップは難しいと言わざるを得ませんが、「ウー」を
いわせない一番いい簡単な方法があります。
食事を与えたら、食べているあいだは 近づかないこと。
そこに犬が緊張せざるを得ない環境をつくらないことです。
リーダーの座を取り戻すのはここからがスタート と考えましょう。
まずは 「ボス化」をなおして 主従関係を 正常にもどしましょう。
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