2014
12.11
バッグや靴をかじってしまったり、
柱や家具に 傷をつけて回ったり。
こうした問題行動は、しつけの中に原因が潜んでいるもの。
例えば、革製品をおもちゃとして与えていれば、革の匂いや感触があるものには
すべて「これ おもちゃなんだ!」という勘違いを植え付けてしまいます。
それが身についてしまうと、革でできたバッグや 靴、
コートなどを、おもちゃのつもりで かじってしまうわけです。
これでもし怒られれば、「おもちゃで あそんだらだめなの?」という
さらなる勘違いを生む可能性もあります。
柱や家具も同様で、木製品をおもちゃとして与えれば、確率的に高く
革製品とおなじようなことが起きるのです。
ちなみに これを応用すれば 新聞などをお願いすれば 取ってくるようになります。
外出先で困らせないように、足元を 足裏から様々な感触を覚えさせるという事も重要です。
いつも フローリングだけ、いつも畳だけ という生活では、例えば地面など、
まったく異なる感触の場所に外出したところに置かれると、戸惑って動かない場合があるのです。
じつは 散歩のときに カサカサ音がする落ち葉の上を歩けないケースも 非常に多いようです。
そこで ひごろから 人工芝、 フェルト製の小型マット ビニールシートなど いろいろな材質を用意して
その上を歩かせて 慣れさせたりするのもいいと思います。