2015
02.16
ペットのお出かけ前の興奮は リードでみるみるクールダウン
犬のそもそもの習性から考えると、散歩は 狩り。
自分の領域を出て 群れで移動し、獲物をとる行為です。
もちろん 家族の一員として 飼われているペットの犬は、
家でご飯を食べているわけですから、
狩りなどする必要は ありません。
犬にとって散歩はあくまで 楽しいお出かけなのですが、
DNAには しっかりと オオカミの先祖の血を継承しています。
だから 飼い主さんがリードを持つなり、興奮状態になるのです。
「さぁ さぁ 狩りに行こうよ。早く リード つけてよー。」
犬は 領域から出ることに、尻尾をめいっぱいふりながら 興奮しています。
「こらぁ! そんなにドタバタしてたら リードが つけられないじゃない!」
「ちょっとぉ~ 少し 落ち着いてよぉ!」
ほとんどの人が そんな風に 言葉をかけているかもしれません。
でも これは 逆効果。
犬の興奮に 声援を送り、煽っていることに ほかならないからです。
散歩の前に こんな儀式が 毎日繰り返されているとしたら、
外に出たとたん ピューっと リードを引っ張って飼い主さんの前を
歩くことになってしまいます。そうではないですか?
飼い主さんが リードを持つと、それが散歩のサインと、犬は認識しています。
とたんに興奮状態になりますが、
一切無視してください。
リードは 持ったまま。です。
犬:「なんだ よぉ 散歩に 行くんじゃなかったのかよぉ~。なんで?リード持っているのに。」
肩透かしを食った犬は しだいに クールダウンしていきます。
声を出すと 興奮しますので、一切言葉をかけては いけません。
犬が 静止していられるのを 見計らって、ここで初めて
「スワレ」と 声をかけ、リード(首輪)をつけるのです。
ここで また興奮するようなら、再びリードを持ったまま無視。
このやり取りをくりかえすと 犬はしだいに考えはじめます。
犬:「おとなしくすわっていれば、散歩に連れて行ってもらえるんだな。そっかそっか。」
この情報が インプットされれば さんぽ前の興奮は あっという間に収まります。
犬:「さんぽ いこっ いこっ!」
おちつくまで だまって リードを持ったまま クールダウン。
クールダウンしたら「スワレ」
リードをつけて
犬:「おとなしくしていれば 出発できる!」
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