2014
12.02
体の向きはそのままにして、後ろに下がる動作を
「ステップバック」といいます。
私たちで言う「後ろ歩き」をイメージすればわかりやすいかもしれません。
実は、この「ステップバック」、実は 動物にとっては非常に高度な運動です。
例として 適切ではないかもしれませんが、道路に飛び出した猫が、
走ってくる車に驚いてダッシュ。
結果的に 車の目の前に進んでしまい、運悪くひかれてしまう事故がありますが、
これも「ステップバック」がとっさの反応ででにくい 簡単にできるような動作ではないという事を示しています。
この難しさを理解していると、ペットの「認知症」の発見にも役立ちます。
ペットの犬も猫も脳が元気なうちは、狭い場所に入り込んで行き止まりにあたった時に、そのまま
後退して出ることが可能です。
しかし、脳の機能が低下して難しい動作ができにくい状態に陥っているときは、行き止まりにあたった時点で、
どうしていいのかわからなくなり、立ち往生してしまうのです。
もし歩いているうちに横に移動できない行き止まりにぶつかって立ち止まるようなら、
脳の機能が低下している証拠になるわけです。
ステップバック 後ろ歩きが 判断基準の目安にもなるといえるでしょう。
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