2014
12.14
生後3か月で、最初のワクチン接種を受けます。
その後も、寿命が尽きるまで、何度も摂取される機会がありますが、
このワクチン接種の場が、実は健康診断の場ともなります。
獣医師さんは、爪切りでもワクチン接種でも、病院を訪れてくれた時は
健康診断のいい機会だと考えています。
触診や、聴診がその場ですぐにできるので、より正確に
健康状態を把握し、時には病気を発見したり予防したりすることができるからです。
どんな健康優良児でも、年齢とともに病気になってしまう確率は高まります。
そこで、病気とは無縁で病院を訪れる機会のない子ならなおさらのこと、
年に一度のワクチン接種の場で、現在の健康状態をチェックできるのです。
そのことを利用して、ワクチン接種のときには、
健康に関して気になった点を、質問してみるのもいいでしょう。
年に一度の健康診断を受けていないなら、ワクチン接種の場を
健康診断の機会ととらえて健康診断の場に変えます。
病院は、病気を予防するための場所とも考えて利用しましょう。